クレジットカード発行の審査内容とは？年収は関係する？
クレジットカード発行のためには申込をして審査に通過しなければいけません。
審査はさまざまな項目について調べられ、通過するかどうか総合的に判断されます。
自分がクレジットカードの審査に通過できるか不安になる人は多いでしょう。
本記事ではクレジットカード発行の審査内容や審査基準などについて解説します。
年収が影響するかどうかも説明するため、クレジットカードの審査が気になる人は参考にしてください。
①クレジットカード発行の審査内容
②クレジットカードの審査基準
③クレジットカードの審査に年収は関係あるのか？
目次
クレジットカードの審査で調べられる項目
クレジットカードの審査で調べられる主な項目は以下の2点です。
- 本人の属性
- 信用情報
クレジットカードの審査で重視される項目について詳しく解説します。
本人の属性
クレジットカードの申込の際には申込者のさまざまな情報を記入します。
主に以下の情報を記入し、本人の属性を審査するために活用されるのです。
- 職業
- 勤務先
- 勤続年数
- 居住年数
- 年収
- 家族構成
クレジットカードの審査では本人の支払い能力を調べます。
職業や勤務先、年収といった情報から支払い能力を判断するのです。
支払い能力が高いほど審査に通りやすくなります。
信用情報
信用情報はクレジットカードの審査に大きく影響する要素です。
信用情報には、クレジットカードやローンなどの契約に関する情報や過去の金融事故の情報などが含まれます。
クレジットカード会社は信用情報機関に加盟しており、申込者の信用情報を照会できるのです。
たとえば、クレジットカードやローンの申込状況や借入状況、返済状況などはすべて信用情報として記録されます。
金融事故を起こしている場合は信用ブラックと呼ばれ、審査でとても不利になるのです。
長期延滞や債務整理などの情報が登録されていれば、クレジットカードの審査に落ちるでしょう。
クレジットカードの審査基準
クレジットカードの審査基準について詳しく解説しましょう。
独自の基準でスコアリングが行われる
クレジットカードの審査は独自の基準によりスコアリングが行われるのが特徴です。
申込者の記入した情報をもとにしてコンピューターが自動審査を行います。
勤務先情報や家族構成、他社からの借入状況などをもとにしてスコアリングが行われるのです。
各項目を合計した点数によって審査に通過するかどうかが決まります。
どんな基準でスコアリングを行っているのかは公表されていません。
カード会社ごとに何を重視するのかは異なっています。
また、実際にはコンピュータによる自動審査だけではなく人的審査も実施されるのが特徴です。
申込者の情報を目視でチェックして、スコアリングの結果が妥当であるか、怪しい部分はないか調べられます。
場合によっては、申込者や勤務先に確認の電話をするケースもあるのです。
安定した年収があるかどうかが大事
クレジットカードの審査に通るかどうかは安定した収入の有無が重要になります。
毎月、一定の収入を得ている場合は、クレジットカードを利用してきちんと支払いができると判断されるのです。
収入が不安定な場合は、支払いが滞るリスクがあるとみなされ、審査で不利になります。
高年収だったとしても、フリーランスなど収入が不安定な働き方の場合は審査で不利になる場合があるのです。
ただし、実際には年収がなくてもクレジットカードを作れるケースはあります。
専業主婦の場合は、扶養者に安定した収入があれば問題ありません。
また、学生向けのクレジットカードがあり、収入のない学生でもカードを作れる可能性はあります。
基本的には安定した収入があることがクレジットカードの審査に通過するために必要だと考えましょう。
クレヒスがないと年収が高くても審査に落ちる可能性はある
年収が高くて安定していたとしてもクレヒスがなければクレジットカードの審査に落ちる場合があります。
クレヒスとはクレジットカードやローンに関する利用履歴のことです。
クレジットカードなどを利用して支払いをした履歴は信用情報機関に記録され、加盟企業に共有されています。
クレヒスがまったくない状態はスーパーホワイトと呼ばれ審査で不利になるのです。
クレヒスがなければ、きちんとクレジットカードの返済ができるか疑問を持たれます。
また、過去に自己破産している場合、数年経過すればその情報が消えて、クレヒスに何も情報がない状態になるのです。
スーパーホワイトだと元信用ブラックの人ではないかと疑われ、審査で落とされます。
携帯電話の分割払いなどでもクレヒスを残せるため、事前に自身のクレヒスを育てておきましょう。
まとめ
クレジットカードの審査では本人の属性と信用情報が調べられる
クレジットカードの審査はスコアリングをした点数が基準になる
クレヒスがないと審査に落ちやすい
クレジットカードの発行をするための審査では、本人の属性と信用情報が調べられます。
支払い能力があり、信用があると認められれば審査に通過するでしょう。
